ここでは、HDD上に不良セクタがないかチェックする方法を説明します。
なお、HDD上に不良セクタをチェックする際には、チェックするHDDからOSを立ち上げるより、FreeSBIEやKNOPPIX(FreeBSDじゃないけど…)などの、CD-ROMから起動できてHDDを必要としないOSを利用することをお勧めします。
「dd」を利用し、HDD上に読み出せない個所がないか(=不良セクタがないか)テストします。
$ dd if=/dev/ad2 of=/dev/null bs=16M
はじめの「if=/dev/ad2」の部分には、チェックするHDDのデバイスを指定してください。
「bs=16M」の部分はデータの転送単位であるブロックサイズを指定します、読み出しに掛かる時間を削減するため、利用可能なメモリ量に合わせ、大目に取るようにしてください。
上記の例では、Secondary-Masterに接続されたHDDの内容を/dev/nullにブロックサイズ16MBでコピーします。(/dev/nullへの書き込みの為、読み出すだけで何もしません。)
HDDに不良セクタがある場合、コンソール上に「TIMEOUT」や「FAILURE」などの各種読み込みエラーが表示されます。
逆に、HDDに異常がない場合には、下記のような転送成功のメッセージのみ表示されます。
14655+1 records in 14655+1 records out 15367790592 bytes transferred in 1329.274375 secs (11561037 bytes/sec)
上記の方法で、不良セクタが見つかった場合、そのHDDは寿命を迎えつつあります。
データ欠損やシステムの起動失敗などの問題が発生する前に、新しいHDDに交換することをお勧めします。
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