はじめに

このページでは、FreeBSD上に構築したPHP/PostgreSQL環境上にphpPgAdminを導入する方法について説明します。

PHP/PostgreSQLのインストール

phpPgAdminを動作させるには、当然ながらPHPおよびPostgreSQLがシステムにインストールされている必要があります。
これらのインストール方法については、「PHP5環境を構築する」および「PostgreSQL環境を構築する(PostgreSQL 8.2.x)」をご参照ください。

phpPgAdminのダウンロードとインストール

それでは、早速phpPgAdminのインストールに取り掛かります。
phpPgAdminはこちらで配布されていますので、最新版のアーカイブをダウンロードしてください。(「.tar.gz」のものをダウンロードするのが無難です。)

ダウンロードが完了したら、httpd経由で閲覧可能なディレクトリにアーカイブの中身を展開します。

phpPgAdminのアーカイブの中身の展開
$ tar -xvzf phpPgAdmin-x.x.x.tar.gz

phpPgAdminの設定

アーカイブの中身の展開が完了したら、次は設定ファイルを編集して設定を行います。
phpPgAdminの設定ファイルは「conf/config.inc.php」になります。

ファイルが存在しない場合や設定を元に戻してから編集し直したい場合には、同じフォルダ内にある「conf/config.inc.php-dist」を「conf/config.inc.php」としてコピーして利用してください。

この設定ファイルの内容のうち、以下の3箇所を下記のように変更します。

「conf/config.inc.php」の編集(編集前)
        $conf['extra_login_security'] = true;
        $conf['servers'][0]['pg_dump_path'] = '/usr/bin/pg_dump';
        $conf['servers'][0]['pg_dumpall_path'] = '/usr/bin/pg_dumpall';

「conf/config.inc.php」の編集(編集後)
        $conf['extra_login_security'] = false;
        $conf['servers'][0]['pg_dump_path'] = '/usr/local/bin/pg_dump';
        $conf['servers'][0]['pg_dumpall_path'] = '/usr/local/bin/pg_dumpall';

最初の「extra_login_security」は、phpPgAdminを利用してDBにアクセスする際、postgresやpgsql等の強い権限を持つ組み込みユーザのログインを許可するか否かの設定です。
DBのユーザ管理をよほどきちんとしていない限り、これらのユーザでログインができないと困るはずですので、「false」(許可する)に設定しておいてください。

続く2つ、「pg_dump_path」および「pg_dumpall_path」には、DBのエクスポートを行う際に利用する「pg_dump」および「pg_dumpall」のパスを指定します。
FreeBSDにおいて、PostgreSQLをports経由でインストールすると、それぞれのコマンドは「/usr/local/bin/pg_dump」「/usr/local/bin/pg_dumpall」に配置されますので、上記の通り指定してください。

尚、portsを個別にカスタマイズした場合や、将来のportsの変更により、これらのコマンドの配置先が変更になる場合がありますので、そういった場合には以下のようにしてそれぞれのコマンドの配置先を調べて設定してください。

「pg_dump」および「pg_dumpall」の配置先の確認
$ which pg_dump
$ which pg_dumpall


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