電源が切れたマシンを起動させる方法としてはWOL (Wake On LAN) が一般的ですが、WOL設定されたマシンを起動させるには、マジックパケットと呼ばれる特殊なパケットをブロードキャストしてやる必要があります。
このページでは、FreeBSDのマシンからマジックパケットを送信する方法について説明します。
尚、WOLでマシンを起動させるには、予め当該マシンにてWOLの設定をしておく必要があります。
設定方法はマザーボード、ネットワークカードによって異なりますので、予めお持ちのハードに付属の説明書などを確認し、設定をすませておいてください。
WOLの設定がされたマシンを起動させるためのマジックパケットを投げるツールとして、その名も「wol」というツールが提供されています。 「wol」はデフォルトでシステムにインストールされていませんので、別途システムにインストールする必要があります。
インストールはportsを利用して行います。
portsの取得および展開方法については、「最新のportsを取得して展開する」を参照してください。
portsの展開が完了した後、下記手順で「wol」をmakeし、インストールします。
$ cd /usr/ports/net/wol $ make config-recursive $ make install clean
「wol」の使用方法はシンプルで、基本的にマジックパケットを投げる先のブロードキャストアドレス、および起動させるマシンのMACアドレスの二つのみを下記のように指定します。
$ wol -i 192.168.16.255 00:11:22:aa:bb:cc
上記の例では、ブロードキャストアドレス「192.168.16.255」に対して、MACアドレス「00:11:22:aa:bb:cc」のマシンを起動させるためのマジックパケットを送信します。
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参考になった 3 (43%) |
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【参考になった】 OPNSenseのWoLプラグインをCronから呼び出す設定の時に参考にさせていただきました。私の場合はパラメータにブロードキャストアドレス MACアドレスで上手く行きました。ありがとうございます。 (2023/04/16 Sun 19:39:57)