はじめに
このページでは、インストール用のDVD-Rメディアを作成し、PCに付属または外付けのDVDドライブを利用してVine Linuxをインストールする手順について説明します。
ISOファイルの入手とDVD-Rへの焼きこみ
まずはじめに、インストール用のDVD-Rメディアを作成します。
以下の手順で、ISOイメージ(DVD-Rに焼き付けるイメージ)を入手し、それをブランクメディアに焼いてください。
- 「http://vinelinux.org」からリンクを辿り、ISOイメージファイルをダウンロードします。
- インストール先PCのCPUがPentium Mクラスの場合は、32bit版(i686版)をダウンロードしてください。
- インストール先PCのCPUがCore 2 Duo以降の場合は、64bit版(x86-64版)が使えますが、32bit版でも動作します。
よくわからない場合は32bit(i686版)版をダウンロードしてください。
2014/06/10現在のVine Linuxの最新のリリースは6.2.1です。
- ネットワーク的に自分のプロバイダに最も近そうな場所から、ISOイメージファイルをダウンロードしてください。
たとえば「http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-6.2/IMAGES/Vine621-DVD-i686.iso」(KDDI研究所)などからです。
- ISOイメージファイルをダウンロードしたらISOファイルをDVD-Rに焼いてください。
DVD-Rメディアからの起動とインストール
次に、上記の手順で作成したDVD-Rメディアを利用してPCを起動し、Vine Linuxをインストールします。
- インストール先のPCに内蔵のDVDドライブがある場合は、内蔵DVDドライブを利用してください。
- インストール先のPCのBIOSの設定を変更し、内蔵DVDドライブから起動するように変更します。
- インストール先のPCに内蔵DVDドライブがない場合は、USB接続の外付けDVDドライブを使ってください。
- インストール先のPCのBIOSの設定を変更し、外付けDVDドライブ(USB CD/DVDドライブ)から起動するように変更します。
- ISOファイルイメージを焼きこんだDVD-RメディアをDVDドライブに挿入してPCを起動させます。
- Vine Linuxのスプラッシュ画面が表示されるので、「install Vine Linux 6 - default」を選択してください。
- 暫く色々表示されますが、キーボードや電源ボタンを触らずに待ちます。
- 「Vine Linuxへよこそ」の画面が表示されるので、右下の「次へ」を選択してください。
- 「言語の選択」の画面で「日本語(日本語)」を選択し、右下の「次へ」を選択してください。
- 「キーボード設定」の画面で「日本語」を選択し、右下の「次へ」を選択してください。
- 「インストールの種類」の画面で「デスクトップ」を選択し、右下の「次へ」を選択してください。
- 「ディスクパーティションの設定」の画面で「自動パーティション設定」を選択し、右下の「次へ」を選択してください。
- 「自動パーティション設定」の画面で「システムのすべてのパーティションを削除」を選択し、右下の「次へ」をしてください。
- 警告が表示されるので、「はい」を選択してください。
- 「ブートローダの設定」の画面では特に何も弄らず、右下の「次へ」を選択してください。
- 「ネットワークの設定」の画面でも特に何も弄らず、右下の「次へ」を選択してください。
- 「ファイアウォール設定」の画面でも特に何も弄らず、右下の「次へ」を選択してください。
- 「追加の言語サポート」の画面でも特に何も弄らず、右下の「次へ」を選択してください。
- 「タイムゾーンの選択」の画面でも特に何も弄らず、右下の「次へ」を選択してください。
- 「Rootパスワードの設定および一般ユーザアカウントの作成」の画面で、Rootパスワード(システムに変更を加えるときに要求されるパスワード)とユーザ名、フルネーム、パスワード(ログイン時に利用)を入力し、右下の「次へ」を選択してください。
- 「インストールパッケージのデフォルト設定」の画面で、「デフォルトのソフトウェアをインストール」を選択し、右下の「次へ」を選択してください。
- 「インストール準備完了」の画面で、右下の「次へ」を選択してください。
インストール処理が暫く続きます。(PCの性能にもよりますが、概ね30分程度です)
- メディアがイジェクトされ「おめでとうございます」の画面で「再起動」を選択してください。
これでインストールは完了です。
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