Windows 2000およびXPに実装されているネットワークコンピュータへの接続(SMB)機能では、過去のWindowsとの互換性のために、445/TCPポートへの接続(Direct Hosting of SMB)のほかに、139/TCPポート(NetBIOS over TCP/IP)への接続を試み、両方から応答があった場合には後者の接続を破棄するような実装になっています。
このため、ネットワークコンピュータへの接続時には余計な通信シーケンスが走り、このオーバーヘッドのために接続先のコンピュータからの応答が遅くなります。このページでは、Direct Hosting of SMBが利用できる環境で、クライアント側からのNetBIOS ver TCP/IP接続を行わないようにする方法について説明します。
「ローカルエリア接続」のアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択します。
「詳細設定」を選択し、「WINS」のタブを表示します。
下記の通り、「NetBIOS over TCP/IPを無効にする」の選択し、「OK」を選択します。
(下記のイメージはWindows 2000のものです、Windows XPでは、選択肢の順番が違います。)
これで設定は完了です、後は任意のネットワークコンピュータにアクセスして接続の速さが向上しているか確認してください。
尚、「Microsoftネットワーク用のファイルとプリンタの共有」のサービスを完全に無効にしないと、この機能は利用できません。
ネットワーク共有を利用する場合には、この設定を行わないでください。
・頂いたメッセージは管理者のチェックの後、公開されます。
・メッセージの公開を希望されない場合には、「このメッセージを非公開にする」にチェックを入れてください。
・管理者が不適切と判断したメッセージは公開しませんので、予めご了承ください。
まだ評価がありません |
表示できるメッセージはありません。