perlと同じく、PHPにもヒアドキュメント(HTML等の文章をそのままの形でスクリプト内に埋め込み、それを表示させる記述方法)の機能が具備されています。
HTML等の文章をスクリプト内にそのままの形で保存し、それを標準出力に出力するには、以下のようにします。
print <<< END_OF_TEXT これはテスト用の文字列です。 そのままの形で出力されていますよね? END_OF_TEXT;
このプログラムをコンパイル/実行した結果は、下記の通りです。
これはテスト用の文字列です。 そのままの形で出力されていますよね?
上記の例では、「END_OF_TEXT」の行までのテキストをそのままの形で標準出力に出力しています。
テキスト文中に「END_OF_TEXT」というテキストが含まれると、実行時にエラーになりますのでご注意ください。
ヒアドキュメントはprint文だけでなく、任意の文字列変数に対しても利用可能です。
変数「$tString」に対してヒアドキュメントで文字列を代入する場合には、下記のようにします。
$tString =<<< END_OF_TEXT これはテスト用の文字列です。 そのままの形で出力されていますよね? END_OF_TEXT;
また、単純な代入だけでなく、変数への追記も下記のようにすれば可能です。
(代入符に「.」を付与しているだけの違いです。)
$tString .=<<< END_OF_TEXT これはテスト用の文字列です。 そのままの形で出力されていますよね? END_OF_TEXT;
PHPでは、ヒアドキュメント文中にdefine値を入れても、defineした内容への置き換えがされなかったり、配列変数が展開されなかったりと、機能的には今ひとつです。
こういった現象が発生する場合には、一度変数に代入しなおし、その変数をヒアドキュメント内に記述するようにしてください。
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