一般論ですが、良く出来たソフトウェアほど、後での変更が容易なように出来ています。

以下、ソフトウェア業界関係者の間では有名な某著作からの抜粋。

--------

Aさんが以前B社に納入した得意先情報管理システムのチューニングを依頼されました。

内容は、扱えるデータの容量を1000件から5000件にして欲しい、というものでした。

Aさんははじめ、B社に対しての保守契約範囲で(要するにタダで)対応を行おうとしていたのですが、この件でB社の担当に留まらず、課長部長レベルの方々からも次々と丁重な依頼があり、それなりの予算もとってある旨を聞かされるに至り、Aさんの頭の中の何かが弾けてしまいました。

その後、Aさんは見積書にいくらと書いたか記憶がないとのことです。

--------

勿論変更に伴っては十分な評価が必要なものの、良く出来たソフトウェアならば、define(定数の定義)を一箇所変えるだけでB社の要望には答えられたりします。(ハード増設等は必要でしょうけど)

このあたりの感触は、慣れてないとなかなかつかめないと思いますが、つかめると面白いですよ。

個人的には、開発より評価に手厚い見積もりを出してくるベンダーさんは信用できるかな、と思います。


ひとつ新しい記事へ / ひとつ古い記事へ