年末になると、特に意味はないのですが、いつも思い出すカレンダーがあります。
それは「地球史カレンダー」、「地球の46億年の歴史を1年の長さにすると…」というアレです。

このカレンダーによると、初めての生命(単細胞生物)が誕生したのが、春の足音を感じる3月初旬、光合成して酸素を合成する生物が誕生したのが、そろそろGWで皆が浮き足立っている4月末、そして現在のように大気に酸素が満たされるようになったのが、夏の日差しが眩しい6月下旬、カンブリア爆発と呼ばれる生命の大発生が起こったのが、埼玉県民の日である11月14日ということになります。

続けると、恐竜が誕生したのがそろそろ年末モードの12月11日、そして半月の繁栄を経て、巨大隕石により絶滅したのが、クリスマスが終わり倦怠感が漂う12月26日。

まだ人類が出てきてませんが、霊長類が出現するのが12月27日(今日)、人類が誕生した(アウストラロピテクスが誕生した)のが、大晦日の14:30頃、人類が石器などの道具を使うようになったのが、紅白で初参加のアーティストが歌っている20:34、小林幸子が光りながら変形する余興を挟んで、紅白もあと少しで終わろうとする23:36になってようやく現在のヒト(ホモ・サピエンス)が誕生します。

そして除夜の鐘とアナウンサーのトーンを落とした声が厳粛さを醸し出す「行く年来る年」に皆が釘付けになっている23:58に農耕が始まり、午前零時の時報を前に皆が息を飲む23:59:59になって、ようやく産業革命から始まる現在の文明が誕生しました。

長く書いた割にはあまり実のない文章で申し訳ないですが、こんな風に考えると、大晦日も楽しく過ごせるのではないかと思います。

紅白を見ながら人類の歴史に思いを馳せる、皆様も是非お試しください。

今年の与太話はこれでおしまいです、皆様良いお年を。


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