昨年末、嫁の兄夫婦から、息子へのクリスマスプレゼントに「音の出る絵本」を貰ったのですが、息子は音が出るのがよほど嬉しいらしく、ひたすらボタンを押して音を鳴らしまくっています。(家では、動物の鳴き声が日々響き渡っております。)
絵本の中には「きらきらぼし」や「アルプス一万尺」等の曲も収録されているのですが、歌詞の部分を見てちょっとした発見が…
アルプス一万尺 こやりのうえで
アルペン踊りを さぁ踊りましょう
自分はずうっと「こやぎ(子山羊)」だと信じて疑わなかったのですが、正しくは「こやり」。
じゃあ「こやり」って?といつものごとくGoogle先生に質問してみましたが、「こやり」とは「小槍」のことで、日本アルプスの槍ヶ岳のそばにある小槍峰(標高3030m=1万尺!)のことのようです。
そして、この曲は原曲はアメリカ民謡で(アルプスと関係ないじゃん…)、それに京都大学山岳部の人間が歌詞をつけたとのこと。
ハイジの世界を思い描いていた自分のイメージは一気に崩れ去り、変わって日本アルプスのごつごつした岩場で寒々しく踊る山男の画が頭の中をよぎりました。
時として、現実は想像と大きく乖離するものなのですね…。