ソフトウェア開発の分野において、膨大な開発項目、あまりに短い開発期間、多すぎる仕様変更等、開発者にとって非常に厳しい条件で進む開発案件を、デスマーチ(「死の行進」のこと、「デスマ」と略す方も)と呼びます。

私も前職で何度かデスマーチに巻き込まれたことがありますが、そういう状況に巻き込まれた人たちのリアクションといいますか行動は本当に様々です。

暴力的になる人、他の人に見えない「何か」が見えるようになってしまう人、独語が多くなる人、心療内科医から診断書を貰ってきて異動希望を出す人、そして会社に来なくなってしまう人…。

枚挙にいとまがないですが、どんなタイプの人も多かれ少なかれ心になんらかの傷を負ってしまうのだと思います。

幸いに、自分のが現在担当している案件はそこまでの状況には至っておりませんが、デスマに陥りそうな案件には、なんとなくそれと判る「匂い」みたいなものがあります。

皆さんも「匂い」がしたらご用心を。


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